三和テクニカル株式会社

【News】商品に傷をつけない梱包設計とは|仕切り・発泡・プラダンの最適選定方法

こんにちは。愛知県知立市にある三和テクニカル株式会社です。

出荷前にはきれいだった商品が、納品先で確認されたときに細かな傷やへこみが見つかる。梱包に関わる現場では、こうした問題が返品や再出荷、確認作業の増加につながります。

外から見ると丈夫そうな箱でも、中で商品が動いたり、隣の商品と触れたりすれば、表面に擦れが出ることがあります。

商品に傷をつけない梱包方法を考えるときは、箱の強さだけに目を向けると見落としが生まれます。

大切なのは、商品が箱の中でどう収まり、輸送中にどこへ力がかかるかを見ることです。

傷が起きる場所を知る

商品に傷がつく場面は、輸送中だけとは限りません。
箱へ入れるとき、保管棚へ置くとき、出荷前に積み替えるときなど、人が触れる工程にも傷がつくきっかけがあります。

特に表面処理された部品、塗装品、樹脂成形品、精密部品などは、小さな擦れでも品質確認の対象になります。

梱包設計では、まず商品が傷つく動きを考えます。

✅箱の中で商品同士が当たる
✅底面や側面にこすれる
✅積み重ねで一部に圧力が集中する
✅取り出すときに角が引っかかる

📦 箱の中の動きを見る

商品を固定できていない梱包では、少しの振動でも中身が移動します。

外箱に問題がなくても、内側で商品が動けば傷は発生します。私たちは、商品形状や輸送環境に合わせて、仕切りや内材を使った梱包仕様を考える視点を大切にしています。 

仕切りで接触を減らす

同じ箱に複数の商品を入れる場合、仕切りの設計がより重要になります。 

外箱と仕切りを別々に設計すると、素材の「厚み」や組み立て時の「膨らみ」の寸法がずれてしまいますそのため、箱の中に無駄な隙間ができてがたつきが生じたり、逆にきつすぎて取り出しにくくなります。

商品同士の距離を保ち、決まった位置にきちんと収めることで、輸送中の接触を抑えやすくします。
箱と中身はセットで捉え、全体のバランスを考えることが大切です。 

仕切り設計では、商品の大きさだけでなく、持ち上げる向きや取り出す順番も確認します。作業者が無理に引き抜く形になると、その動作が擦れの原因になります。

🧩 内材は空間を埋める役目

内材は、商品を支える位置をつくる資材です。

角を守る、底面を浮かせる、面で受ける、動きを止めるなど、商品や輸送条件によって役割は変わります。

特に、商品の角が当たりやすい場合や、重さが一部分に集まりやすい場合、表面に擦れ跡が出やすい場合は、仕切りだけで対応するのが難しいことがあります。

そのため、商品同士の接触を防ぐ仕切りに加えて、発泡材やウレタンなどの緩衝材を組み合わせることで、傷やへこみを防ぎやすくなります。

発泡材とプラダンの使い方

発泡材は、空気を含んだ素材で衝撃をやわらげる緩衝材です。
落下や振動の影響を受けやすい商品では、角部に当てる、底面に敷く、商品同士の間に入れるなど、保護したい場所に合わせて配置を考えます。

力を一部に集中させず、面で受けられるようにすることで、傷やへこみを抑えやすくなります。 

✨ 用途で選び方は変わる

一方で、商品を決まった位置に収め、搬送や保管のしやすさまで考える場合は、プラダン箱やプラダン仕切りが使いやすい選択肢になります。

プラダンは軽量で扱いやすく、通い箱として繰り返し使いやすい資材です。社内での部品移動、拠点間の搬送、出荷前後の保管など、繰り返し使う現場では、箱本体と仕切りを一緒に考えることで、作業性と保護性能を両立しやすくなります。

水分や汚れへの配慮が必要な現場でも、素材の特徴を踏まえて選ぶことが重要です。

品質を守る梱包設計へ

商品に傷をつけない梱包設計では、箱、仕切り、発泡材、プラダン、内材を組み合わせて考えることが大切です。商品がどの向きで入り、どこに触れ、どの工程で動くのかを確認しながら、保護性能と作業のしやすさを合わせて考える必要があります。

愛知県知立市にある三和テクニカル株式会社は、梱包資材・梱包材料・梱包仕様・設備の提案を行っています。通い箱、TP箱、プラダン箱、仕切り、内材、発泡材など、用途に合わせたパッケージ設計を通じて、製品を守る梱包づくりを支えています。

私たちは、商品単体の保護だけでなく、通い箱としての使いやすさ、保管時の重ね方、出荷作業の流れまで含めて梱包設計を考えます。

資材の単価だけでなく、破損時の確認作業、再梱包、交換頻度まで見ることで、現場全体の負担を減らしやすくします。

現在の梱包で傷や擦れ、作業のしにくさが気になる場合は、商品の形状や出荷方法に合わせた仕様から見直すことができます。
梱包資材の選び方で迷ったときは、まずはお気軽にお問い合わせください。

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